◎シリーズ今週の小話 ① 2012年5月〜2014年6月

年輩の夫人が三人、パーティーに何を着ていくか話しあっていた。

ひとりは夫の髪が黒いので、それに合わせて黒いドレスにすると言った。

もうひとりは、では夫は髪が栗色だから栗色のドレスにするわ、と言った。

もうひとりは、困った様子でもじもじしながら言った。
うちの夫ははげているので、
何も着ていかないことにするべきかしら。

 

(アメリカ)

シンガポールの人は個人情報を明かしたがらないらしい。

 

夜、一人で歩いていて警官に尋問された学生の話。

 

警官「住まいはどこ?」

学生「両親と一緒です」

警官「両親の住まいは?」

学生「ぼくと一緒です」

警官「皆で住んでいる所は?」

学生「ずっと一緒にいる所です」

 

(シンガポール)

おかあさんが教えてくれたこと(3)

 

 仕事の大切さについて

「兄妹げんかをするのなら外でやってね。掃除したばかりだから」

 

 行儀作法のお手本について

「おとうさんみたいなことをするんじゃないの」

 

 怖れについて

「いつかあなたにも、あなたのような子どもができるわ」

 

(アメリカ)

おかあさんが教えてくれたこと(2)

 

 予言について

「セーターを着なさい、夕方は寒くなるから」

 

 大人にならない方法について

「野菜を食べないと、大きくならないわよ」

 

 知識について

「わたしの年になれば、あなたにも分かるわ」

 

(アメリカ)

おかあさんが教えてくれたこと(1)

 

 論理について

「わたしがそう言ったのだから、そうなのよ」

 

 天気について

「あなたの部屋はまるで竜巻が通っていったあとね」

 

 羨望について

「あなたみたいに素敵な両親のいない子が世界中に何百万といるのよ」

 

(アメリカ)

 

英国の古典的ジョーク(2)

 

「この辺りは街から遠すぎない? 通勤に便利なところに住みたいんだ」

「どこへだって歩いて行かれるさ、時間さえあればね」

 

昨日はものすごく寒い日で、政治家が自分のポケットに手を入れているのを初めてみたよ。

 

先週の答え。

英語で一番長い単語は Smiles.最初の文字と最後の文字の間に1マイルもある。

英国の古典的ジョーク

 

*

世界が終わると聞いたとき、何をしたか知っている?

イングランド人はみんな外に行ってお酒を飲んで酔っぱらった。

アイルランド人はみんな教会に行った。

スコットランド人は最後のセールをした。

 

*

英語で一番長い単語は何?

Smiles.

ブエノスアイレスの街で

 

ジャミートが走って帰ってきて、母親に言った。

「ママ、お金をちょうだい! 貧しそうなおじいさんが道ばたにいるんだ」

「道ばたで何をしているの?」

「アイスクリームを売っている」

 

ジャミートが友達を19人集めなきゃ、と皆に声をかけている。

映画をみるためだというが・・・どうして?

「だってその映画は『18以下』はだめなんだって」

 

(アルゼンチン)

ウェールズ人は羊好きで有名

 

一人のウェールズ人の男と一匹の犬と一頭の羊が海で遭難して小さな島に辿り着いた。夕方になるとみんなで浜辺に座り、見事な夕陽に見とれた。ロマンチックな雰囲気だった。男は思わず羊の背中に手を回した。犬が嫉妬してうなり、男はあきらめた。

 

ある日別の船が遭難して一人の美しいウェールズ人の女が夕陽の時間に加わった。とてもロマンチックな雰囲気で、男はあの優しく熱い気持ちを思い出した。

 

男は女にささやいた。「犬を散歩に連れていってくれますか?」

 

カナダのバースデイ・ジョークから(3)

 

 妻からバースデイ・プレゼントはびっくりする物が

 いいわといわれた。

 最新スタイルの体重計にした。

 

 5歳の男の子にきいた。

「たんじょうびはいつ?」

「3月16日」

「何年の?」

「しらないの? まいとしだよ」

 

(カナダ)

 

 

カナダのバースデイ・ジョークから(2)

 

良き友人とは?

誕生日を忘れないでいてくれて、年は忘れてくれる友人。

 

どうして誕生日にはケーキの上にろうそくを立てるの?

底に立てられないからね。

 

妻に誕生日プレゼントは何がいいかと聞いたら、ダイヤがついている

ものなら何でも、ということだった。それで新しいトランプを買った。

 

(カナダ)

 

カナダのバースデイ・ジョークからふたつ

 

学校で:ジョージ・ワシントン、エイブラハム・リンカーン、

    クリストファー・コロンブスの共通点を述べよ。

ジョージの答案:3人とも祝日に生まれた。

 

学校で:あなたと同じ日に生まれた有名人はいますか?

ヴァージニアの答案:いません。生まれたのは赤ちゃんばかりでした。

 

(カナダ)

 

 

フランス人がカエルと呼ばれるわけ

 

イギリス人はよくフランス人を frog とかfroggy と呼ぶ。

説明はいろいろある。

 

フランス人がカエルのあしを食べるから。

以前のフランス軍の軍服がカエルのように青かったから。

フランス人は戦争中、カモフラージュして姿を隠すのがうまく、

それがカエルに似ていたから。

18世紀のパリはまだ沼地が多くカエルがたくさんいたので、

パリジャンをカエルと呼んだことから。

 

(イギリス)

 

 

「たいへんだ、薬を呼んで医者を飲もう」

「あべこべだよ、医者を呼ぶんだろう? どうしたんだい?」

「あしが片方、長くなっちまったんだ」

「片方ぞうりで、片方あしだじゃないか」

「ああ、そうか。ぬげばいいんだ。いや、まだだめだよ」

「ぞうりを脱いだからさ。あしだをぬいでごらん」

「ああ、やっと治った」

 

(日本の古い落語から)

 

 

アダムとイブの絵を見て

 

フランス人は言った。「ふたりはフランス人だね。はだかで果物を食べている」

イギリス人は言った。「いや、イギリス人だよ。男がうやうやしく女に捧げている」

ロシア人は言った。「いやいや、ロシア人さ。着るものも食べるものもないのに、

ここが天国だと思っている」

 

(ロシア)

 

 

 ジェイクが息せき切って家に帰ってくると、パパに聞いた。

「一日にひとつのリンゴで医者知らず、って本当?」

「昔からそう言われているよ」

「じゃあ、いそいでリンゴをひとつちょうだい! 

    野球をしていて、病院の窓を割ってしまったの!」

 

(アメリカ)

 

なんだか変

 

*きのう、君がこっちに来るのをみかけたよ。どこに行くところだったの?

 

*「次の村までどれくらいありますかね」と聞かれた農夫が答えた。

 「7マイルくらいだと思うけれど、走れば5マイルですよ」

 

*君を追いかけたんだけどね、追いついたときには、君はもう行ってしまって

 いたんだ。

 

(アイルランド)

 

 

英語は世界一、おかしな言葉

 

箱がひとつだと a box、ふたつより多いと boxes

でも二頭以上の牛は oxes ではなくて oxen

 

ねずみが一匹だとmouse、二匹より多いと mice

でも二軒以上の家は houses で、hice ではない

 

man の複数がかならず men ならば

pan の複数はどうして pen ではないのだろう

 

彼、彼の、彼を→he, his, him

では彼女、彼女の、彼女を→she, shis, shim

 

(英語圏以外の国でのつぶやき)

 

 

子ども「おかあさん、学校でみんながぼくを嘘つきっていうんだよ」

 

母親「ダト、あなたはまだ学校に行ってないでしょう?」

 

(グルジア)

 

 

フィンランドでは、こう見ている

 

フィンランド国内をまわるバス・ツアーで。

フィンランド人の若い男性ガイドがジョークで観光客を笑わせたあと、

スウェーデンのおかしな話をしましょうと言った。

すると客の一人が声をあげた。

「やめて! 私はスウェーデン人よ」

ガイドは客を見て、言った。

「だいじょうぶ。後でちゃんと説明してあげますから」

 

(フィンランド)

 

 

フィンランドに長くいると、こうなる・・・

 

食器を洗って、濡れたまま食器棚にしまう

一日に8杯以上、コーヒーを飲む

スピーチの後で決して「ご質問はありますか」ときかない

アルコールは食品の一種とみなす

フィンランド語には未来形がないから、未来形で話さなくなる

他人が自分に微笑んだら、酔っぱらいか頭がおかしいかアメリカ人だと考える

沈黙は金

 

(スウェーデン)

 

 

公園で一人の男が小さな穴を掘っていた。

穴ができるたび、横にいるもう一人の男がせっせと、その穴を土で埋めた。

通行人がしばらく眺めていたが、とうとう聞いた。

「いったい何をしているんだい?」

穴を掘っていた男が答えた。

「いつもは三人で請け負っている仕事なんだ。今日は穴に木の苗を入れる奴が休んでしまいやがって、だからって俺たちが働かないわけにはいかないからね」

 

(アイルランド)

 

 

若い男がデートの相手を探してくれるサイトに希望を書き込んだ。

 

−−あまり背が高くなく、静かで、高価なプレゼントなどほしがらず、泳げるひと。

 

コンピューターから即座に返事があった。「ペンギンを紹介します」。

 

(アメリカ)

 

 

俺が聞いた話。

 

ひとりの若い女がルイジアナの奥地まで来て、本物のアリゲーター(鰐)の靴を買いたいと探していたんだ。だがどこの店でもアリゲーターの靴はとびきり高い。彼女は、ついに「じゃあ自分でアリゲーターを捕まえるわ」と言った。

 

夕方、靴屋のおやじが車で沼のそばを通りかかると、彼女がショットガンを手に腰まで水につかっていたそうだ。そして、でかいアリゲーターが彼女めがけて泳いでくると、彼女はすかさずガンを構え、そのアリゲーターを仕留め、力づくで岸まで引き上げた。沼の岸には、もう7匹のアリゲーターがひっくり返っていた。

 

おやじが驚いて見ていると、彼女は今度のアリゲーターをしげしげ眺め、ため息をつきながら言ったんだってさ。

「あ~あ、これも靴をはいてないじゃないの!」

 

(アメリカ)

 

 頭が痛いと訴える患者を診察して、医者が言った。

 

「オフラハティさん、どこも悪いところは見つかりませんでした。

 きっと、ゆうべ飲み過ぎたのでしょう」

 

 オフラハティ氏は言った。

 

「カレン先生、ご心配なく。先生の二日酔いがさめた頃、また来ます。

 そのとき原因を見つけてください」

 

(アイルランド)

 

 

お返し

 

ある男が、近所の家へ茶うすを借りにいった。

そこのあるじは「おやすいご用。ここで茶をひいていきなさい」と言った。

男は「なんてけちなんだ。茶うすくらい貸してくれてもよさそうなのに」と

胸のなかで言いながら、茶をひいて帰った。

ある日、そのあるじが男の家にはしごを借りにやってきた。

男は、すぐさま、こう言った。

「おやすいご用。ここでのぼりたいだけ、のぼっていきなさい」

 

(日本)

 

 

森に住む熊の親子のお話です。

 

ある朝、子どもの熊が起きてきてテーブルにつき、小さなボールを見つめて言いました。

「誰かがぼくのおかゆを食べてしまった!」

そこにお父さん熊が起きてきてテーブルにつき、大きなボールを見つめて言いました。

「空っぽだ! 誰がわたしのおかゆを食べたのだ!」

お母さん熊がキッチンから顔を出して言いました。

「毎朝,同じことを言わせないでちょうだい! おかゆはまだ出来ていません!」

 

(アメリカ)

 

 

感謝祭も近い・・・

 

ブライアンという男が七面鳥を抱えて懺悔室に入ってきた。

「神父様、私は罪を犯しました。家族に食べさせたくて、ついこの七面鳥を

 盗んでしまったのです。神父様、これを受け取って、罪をお許しください」

「そんなことはできません」と神父は言った。「元の持ち主に返しなさい」

「やってみました。でも受け取らないと言うのです」

「では仕方がない。持って帰って家族に食べさせなさい」

ブライアンはお礼を言って急いで出ていった。

神父が自分の部屋に戻ってみると、感謝祭の夕食用にとりよせた七面鳥が

くなっていた。

 

(アメリカ)

 

 

ジョックは典型的なスコットランド人

 

ジョックが森の中を散歩していると、ひとりの男が池の水を手ですくって飲んでいた。

ジョックはスコットランド語でどなった。「おーい、そこは牛を洗う池だぞ」

男は顔をあげて言った。「英語で言ってくれ!イングランド人なんだ」

ジョックは英語で言った。「両手で飲め!水がこぼれないように」

 

(スコットランド)

 

 

ジョックは典型的なスコットランド人

 

ある日、ジョックは通りかかった町の公園でひとりの貧しい身なりの男が草を食べているのを見て、車を停め、声をかけた。

「どうして草なんか食べているんですか?」

「暮らしが苦しくて、食べるにも困っているんです」

「それは大変だ。ぼくの家に来てくださいよ」

「妻と五人の子どもがいます」

「いいですよ。なんとかみんな、車に乗れるでしょう」

「ありがとうございます、ご親切に」

ジョックは機嫌よく言った。

「気にしないでください。庭じゅうに草が生えているんです」

 

(スコットランド)

 

 

シンガポールに赴任して通算10年をこす日本の企業マン。

現地の人たちの間に信望厚く、しごとも順風満帆。

スタッフの一人の結婚式に招かれて、後日、たくさんの写真を受け取り、

日本に出張で帰ってきたとき母親に見せた。

「おれは全然写っていないんだけどね」

息子の人気がないのかと心配する母親の目にとびこんだのは、

どの写真でもで~んと真ん中にいる姿。

なんと彼は10キロも太った自分の我が身を見分けられなかったのだ。

 

(日本)

 

 なんでも理詰めで考えるソフトウェア・エンジニアの夫に、妻が買い物を頼んだ。

「キャベツをひとつ、買ってきてくれる? 卵があったら、6つ、お願いね」

 夫がキャベツを6つ、買ってきて、妻は驚いてたずねた。

「どうして、6つも買ってきたの?」

 夫は、当然という顔で答えた。

「卵があったからさ」

 

(フィンランド)

 

 

夫がベビーベッドのそばに立って、

しみじみと愛情のこもった目で我が子を見つめているのを妻は嬉しく思い、

そっと寄り添った。

夫は言った。

「信じられないよな。こんな丁寧な細工をしたベッドがたったの70ドルだなんて」

 

(カナダ)

  

  教会の懺悔室で十代の女の子が涙ながらに告白した。

「神父様、わたしは毎朝、虚栄の罪をおかしています。鏡を見るたびに

   わたしはなんて可愛いのかしら,と思ってしまうのです」

  神父は厳かに言った。

「心配することはありませんよ。あなたのしていることは罪ではなくて

   思い違いだけですから」

 

(アイルランド)

 

 

就職試験

 

 ある店の採用試験にパットとミックという双子の兄弟が一緒に現れた。

 店長が「二人は雇えないので、ペーパーテストをしていい点を取った

 ほうを採用しよう」と言った。

 テストが終わり、店長は採点してから告げた。

「ミックを採用する」

 理由を聞かれて店長は答えた。

「二人とも10問中9問、できていた。でも10問目にミックは

『分かりません』と書き、パットは『ぼくも』と書いたからね」

 

(アイルランド)

 

 

空港で。ひとりの女性が電話で聞いてきた。

”How long would it take for a plane to get from Stockholm to London?”

職員が応えた。”Just a minute.”

女性は”Oh, thank you” と言って電話を切った。

 

(スウェーデン)

 

 

*郵便局で。分厚い封筒を持ってきた男に局員が言った。

 「重すぎます。もう少し切手を貼ってください」

 男が言った。

 「切手を貼ると軽くなるのですか?」

 

*本屋で。店員が言った。

「この本で仕事が半分の時間でできるようになりますよ」

 男が言った。

 「じゃあ、2冊、買います」

 

(フィンランド)

 

 

長屋の熊さんのところに生まれた男の子の長い名前、覚えていますか?

 

寿限無寿限無五劫のすりきれ、海砂利水魚の水行末雲行末風来末、食う

寝る所に住む所、藪ら柑子藪柑子、パイポパイポ、パイポのシューリンガー、

シューリンガーのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピー、ポンポコナー

の長久命の長助

 

カタカナの部分は、古代中国のパイポという国の王様がシューリンガー、

お妃様がグーリンダイ、二人の子どもがポンポコピー、ポンポコナーで、皆、

長生きだったとのことです。

 

 

 ある日、厩で競走馬たちが自慢しあっていた。

 1頭が「ぼくは最近の15レースのうち8レース、優勝したよ」と言った。

 もう1頭が言った。

「ぼくは27レースのうち、19レース、勝っている」

 さらにもう1頭が言った。

「ぼくは36レースのうち30レース、優勝さ」

 そのとき、そばで聞いていたグレイハウンド犬が言った。

「自慢じゃないが、ぼくは90レースのうち88レース、優勝しているよ」

 

 馬たちは心底びっくりしたらしく、しばらく黙っていた。

 そして1頭が言った。

 

「わお!! 犬がしゃべった!」

 

(イギリス)

 

 

 車に愛犬のラブラドールを乗せて買い物に行ったときのこと。

 

 暑い日で、犬は後部座席でぐったりと伸びていた。

 駐車場に車をいれた私は窓を少し開けて空気が通るようにしてから降りて、

 犬に向かって外から「Stay ! (そこにいなさい)」と命じた。

 

 車を離れて歩き出そうとした私に、

 近くの車から降りてきた老婦人が驚いたような顔をして言った。

「まあ、最近の車は言葉もわかるのね」

 

(イギリス)

 

 

一軒の薬局にペンギンがやってきて聞いた。

「ブドウはありますか?」

 店の主人は答えた。

「ないよ」

 次の日も、そのまた次の日もペンギンはやってきて、

 同じことを聞き、主人は同じように答えた。

 三日目、ついに主人は怒って言った。

「こんど同じことを聞いたら、釘でお前の足ひれを床に打ち付けてやる」

 すごすごと帰ったペンギンは次の日もきて聞いた。

「釘はありますか?」

 主人は答えた。

「ないよ」

 ペンギンは聞いた。

「ブドウはありますか?」

 

(イギリス)

 

 

 ひとりの商人(あきんど)が唐(から)のスズメを六羽、手に入れ、

 お殿様に献上することにした。

 でも縁起の良い数にしようと日本のスズメを足して七羽にした。

 お殿様は大変気に入って一羽一羽を丁寧にご覧になり、気がついた。

「日本のスズメが一羽いるではないか。どうしたことだ」

 商人は、口がきけず、ふるえていた。

 そのとき日本のスズメが小さな声で言った。

「おとのさま、わたしは通訳でございます」

 

(日本)

 

 

三人かご

 

 ある男が急ぎの用で、かご屋をとめた。

 乗ったはいいが、えっさ、えっさと掛け声の威勢がいいだけで、

 ちっとも速くない。男はいらいらしてきた。

「もっと速く走ってくれ」

「だんな、雨上がりで道がぬかるんでいるんです。もう一人かつぎ手

   がいれば速いんですが」

「そうか、三人なら速いのだな」

「そりゃあ、速いでさあ」

「よし、ならば、おれがおりて、一緒にかつごう」

 

(日本)

 

 

 話すオウム

 

 ずっと長い間オウムを欲しいと思っていた男がいた。

 鳥の競売で、ついに気に入ったオウムを見つけ、せりに加わった。

 値段はどんどん上がり、男が予定していたよりはるかに高い金額になった。

 けれども、男はどうしても諦めきれず、

 ついに信じられないほど高い値段で手に入れることに成功した。

 そうなってから、はたと気になった男は競売人に聞いた。

「このオウムは、まさか話せないなんてことはないでしょうね。

 こんなに高い値段でおとしたのだから」

 競売人はにっこり笑いながら言った。

「ご心配なく。せりの値段を誰がつり上げていたと思います?」

 

(イギリス) 

 

 

Why is the number eight afraid of the number seven?

Because seven ate nine.

 

 

——よくあるタイプの英語のなぞなぞ。

「数字の8が数字の7を怖がるわけは?」

「7が9を食べたから(発音が seven eight nine と同じ)」

 

(アメリカ)


 

病院で

 

患者「先生、こんな風に腕をあげると痛いのですが」

医者「それはいけませんね。あげないでいましょう」

 

2 

患者「先生、どうしたらいいでしょう? 最近、みんなが私を無視するのです」

医者「次の方、どうぞ」

 

(イギリス)


 

いつも自分の犬のほうが賢いと言いあっている二人の男がいた。

 

ある日の会話。

A「うちの犬はパンを買いにいって、その日の一番いいパンを選んで、

   ちゃんとおつりも貰ってくるよ」

B「うん、知っている」

A「どうして」

B「うちの犬が、そう言っていた」

 

(アメリカ)


 

 カメの親子がアイスクリームを食べにカフェに入った。

 

 父親が息子に言った。

「雨が降ってきそうだ。待っている間に傘を取ってきてくれないか」

 息子は「いいよ」と言って椅子から降りたが、3時間たっても戻ってこない。

 

 母親が言った。

「あなた、アイスクリームが溶けてしまうわ。食べてしまいましょう」

 するとドアのあたりから息子の声が聞こえた。

「そんなことするなら、ぼく、取りに行かないよ」

 

(オーストラリア)


 

横町のごいんきょが、こたつというものを買ったという話が、

びんぼう長屋に広まり、みんなで、ぜひ見せてもらおうということになった。

そこへ一足先に出かけていった熊さんが戻ってきて、言った。


「行くこたあない、あのけちなごいんきょ、

 見せてくれやしない。ふとんをかけてしまってさ」


(日本)


 

難しいことばを覚えたら、使いたいよね

 

先生「人の役に立つ働きをした人について、文章を書きなさい」

トムの答案——「消防士さんが妊娠して梯子を降りてきました」

先生「トム、妊娠ってどういう意味かわかっているかしら?」

トム「おなかに子どもをかかえてるってことです」

 

(イギリス)

 

 

外国から日本に来た人たちが驚くことのさまざま

—— 一本締め、自販機(冷たい飲み物と熱い飲み物が選べること)、とくに傘が開く雨の日のスクランブル交差点で青信号になったとき、お好み焼き、ウォシュレット、こたつ、交番と警官、部活、電車の停車位置、接客態度、炊飯器、ゆるキャラ、デパ地下、本屋でかける本のカバー、マンホールの蓋の模様、学校の文化祭、運動会、カレーパンを筆頭に多種多様のパン、保温付きお弁当箱、音姫、ティッシュ配り、新聞の宅配・・・まだまだ山のようにあり、私の友人は家にあがるとき靴をぬぐのは知っていたが、それからスリッパをはき、トイレでは別のスリッパをはくことに仰天していた。


 

ジョンは、ある会社の面接後に、身体検査を受けるように言われた。

 医務室に行くと医者が、すぐこう言った。

「上半身、裸になってベルトをゆるめ、そこの椅子にかけなさい」

 ジョンが言われた通りにすると、医者はちらっと目を向けただけだった。

「はい、終わり。服を着て戻りなさい」

「でもまだどこも診てもらっていません」

「診ましたよ。私が言う通りにできたということは、耳が聞こえ、目が見え、服をすば  やく脱げるし、椅子にかけられるということだから、合格」

 

(アメリカ)


 

60代半ばの夫婦が浜辺を歩いていて、古いランプを見つけた。

拾って磨いていると、魔法使いが出てきて、長いこと閉じ込められていたのを解放してくれたお礼に、二人にひとつずつ願いをかなえてあげようと言った。

妻は「二人で豪華客船のファーストクラスで世界一周をしたいわ」と言った。

パッと 煙があがり、妻の手には願い通りのチケットが2枚握られていた。

夫はこっそりと言った。「妻を私より30歳若くしてほしいね」

パッと煙があがり、夫は95歳になっていた。

 

(ウェールズ)


 

長嶋茂雄さんには逸話が沢山あって、よく知られている。その中から2題。

 

長嶋さんが聞いた。「サバっていう字は、どう書くのでしたかね?」

誰かが答えた。「魚偏に青です」

長嶋さん「ああ、ブルーね、ありがとう」

 

誰かが百円玉をちょっと机の上に置いた。

長嶋さんが何気なく手にとってポケットに入れた。

誰かが言った。「それ、ぼくのですが」

長嶋さん「ああ、そう、ぼくのとよく似ていたから」


 

日米の共同開発で泥棒を捕まえるロボットが開発された。その結果、

アメリカでは効果を発揮して、5分で200人の泥棒を捕まえた。

日本では泥棒がそれほどいず、5分で50人の泥棒を捕まえた。

グルジアではとても沢山いて、5分でロボットが盗まれた。

 

(グルジア)

 

 

 新進気鋭の若い社長が、ある会議で開会のスピーチをすることになったが、忙しかったので、有能な秘書に準備するよう頼んだ。会議当日、10分の予定が30分になり、出席者たちが明らかにうんざりした様子を見せた。

 オフィスに戻ってから、秘書に10分のスピーチだと言ったじゃないかと苦情を言うと、秘書は驚いて答えた。

「10分のスピーチでした。チェック用にコピーを2枚おつけしておいたのですが」

 

(アメリカ)


 

 クラシックなデート

 

 4月のある夕べ。

 ジョーはガールフレンドのアンを誘って映画に行き、レストランで食事をした。

 その後ふたりは公園のベンチで心地よい風に吹かれていた。

 アンがうっとりとジョーに言った。

「ジョー、わたしの眼は、あの星のように輝いている?」

「うん」

「わたしの歯は真珠のようにきれい?」

「うん、きれいだよ」

「わたしの髪は月の光のようにつややか?」」

「うん」

「ジョー、あなたってなんて素敵なことばかり言ってくれるんでしょう!」

 

(アメリカ)


 

 一匹の犬がバーに入ってきて、ビールを注文した。

 バーテンダーは少し驚いたがビールを出した。
 犬はビールを飲んで、勘定をたのんだ。
「10ドルだよ」とバーテンダーは言った。
 犬が10ドル払って店を出ようとしたのでバーテンダーは言った。
「犬がビールを飲んで10ドル払うなんて初めてだよ」
 犬は言った。

「10ドルもビールに払える犬なんて、そうはいないからね」

(ウェールズ)


 

 最近、私の忘れっぽさは度をこしている。

 病院にいってみようかと思い、となりのジョーに相談した。
「きみの精神科のかかりつけの医者はなんていう名前?」
「えーと、名前は・・・

 茎が長くてそこに刺がいっぱいある花はなんていうんだっけ?」
「ローズ(薔薇)だろう」
「ああ、そうだ。ローズ! ぼくの医者の名前はなに?」

(アメリカ)


 

 計算違い

 

 ジョンは息せき切って家に帰り、妻のメアリーに言った。

「バスの後を追いかけて走ってきたから、バス代1ドル50セント稼いだよ」

 メアリーはあきれたように言った。

「じゃあ、タクシーを追いかければ15ドル稼げたじゃないの」

 

(アメリカ)

 

 

 世界の人口の五分の一が中国人だと学校で習ったジャック、

 大急ぎで家に帰ってママに聞いた。

「ねえ、家はちょうど5人家族でしょ、誰が中国人なの? ぼく?」

 

(アメリカ)


 

 男がひとり、バーでゆっくりとグラスを傾けていると、小さな声が聞こえた。

「そのヘアスタイルはいいね。よく似合っているよ」

 男がバーテンダーにどこから声がするのか聞くと、バーテンダーは答えた。

「ほっときなさい。そのピーナツはいつもお世辞を言うんですよ」

 

(アメリカ)

 

 

 病院にペンギンを頭に乗せた男がやってきた。

 

 医者が聞いた。

「どうしました?」

 ペンギンが答えた。

「この男が足の下に生えてしまったんです」

 

(イギリス)


 

白い馬(a white horse)がパブに入ってきて、ビールを注文した。

パブの主人が言った。「あんたの名前のついたウイスキーがあるよ」

馬は嬉しそうに聞いた。「えっ、エリックっていうのが?」

 

(イギリス)


 

 コアラを抱いたひとりの若者が警官に聞いた。

「このコアラ、どうしたらいいでしょう?」

「動物園につれていってやりなさい」

 

 次の日、警官はまた同じ若者が同じコアラを抱いているのに出会った。

「どうしました? 動物園につれていかなかったの?」

「いきましたよ。きのうは動物園につれていってやったから、今日は映画がいいかなと  思って」

 

(カナダ)

 

 

 いい雰囲気で歩いていた二人———

「わたしのおなかを切ったところ、見たい?」

「うん、もちろん」

「あの病院よ」

(フランス)


 

 広い土地を持っているのが何より自慢のテキサスの男が言った。

「朝7時にキャデラックに乗って、一日中乗り回していても、まだ俺の土地の中さ」

 バーで隣に座り、聞いていた男が言った。

「ああ、そういう車ってあるよね」

 

(アメリカ)

 

 

有人宇宙飛行を実施するためにさまざまな実験をしていたNASAは、その初期段階で、無重力状態では通常のボールペンが使えないことを発見した。その問題の解決にNASAは10年という年月と120億ドルをかけて、無重力中でも、水中でも、上下逆さまでも、ガラスにでも、氷点や沸点を超える温度の中でも使用可能なボールペンの製作についに成功した。ロシア人は鉛筆を使った。

 

(カナダ)


 

 公園で大きな犬を散歩させている人に、ジョーンズ氏が聞いた。

「あなたの犬は噛みつきますか?」

「いやいや、そんなことは決してしません」

 ジョーンズ氏が犬の首をなでると、犬がその手を噛もうとした。

「いたっ! 噛みつくじゃないですか!」

「これは私の犬じゃありませんから」

 

(アメリカ)

 

 

江戸で大火事があり、その知らせを大阪に伝えるために飛脚が東海道を走っていった。一方、大阪では大水が出て、その知らせを江戸に伝えるために飛脚が東海道を走っていった。途中で江戸の飛脚と大阪の飛脚がすれちがった。そのとたん、ジュワッと二人とも消えてしまったそうな。

 

(日本)

 

 

きみ、泳げる?

ときどきね。

ときどきって、どういうこと?

水の中でなら、ってことさ。

 

(フランス)


 

マーガレット

「ホーマー、あなたってこのごろ私の言うことをちっとも聞いていないのね」

ホーマー

「ああ、ありがとう、オムレツでいいよ」

 

(アメリカ)


 

サハ共和国の冬はとても厳しく、世界中で最も低い気温を記録したことがあって、平均でも摂氏マイナス40度。あまりに寒いので、冬は外で人に会って挨拶をするだけで、口から出た言葉が凍ってしまう。だから春になると、一斉にあちらこちらから溶けた言葉が響いてきて、ズドラーストヴイチェ!(こんにちは)、プリヴィェート!(やあ)とたいへん賑やかだ。

 

(ロシア)


 

江戸のひとこま

 

 熊さんが物知りに聞いた。

「はしらという字は、どうかくんですかい」

「はしらは、木へんに主さ」

 物知りの男は、空中に指でかいて、すぐに、手で消した。

「紙にかいたわけではないし、空中にかいたんだから消さなくたっていいんじゃありませ    んか」

 すると男は言った。

「いや、消しておかないと、あわてものが通りかかってぶつかる」

 

(日本)


 

結婚して25年になるジャックが、円滑に結婚生活を続ける秘訣を聞かれて答えた。

「小さなことを決めるのは全部、妻で、大きなことについては私が決断する。そして その  決定についてはお互いに認め合う」

 友人は感心した。

「それはいい考えだね。で、奥さんはどういうことを決めるんだい?」

「私の勤め先、住む家、旅行先、といったところかな」とジャック。

 友人は驚き、では一体ジャックは何を決めるのか聞いた。

「植えるバラをどれにするか、英国の首相にだれを選ぶか、英国の対外経済政策といった  ところかな」


(イギリス)

 

 

インドの人との話から

 

・インドの空港では、税関の係員に笑顔を見せて「thank you」と言うと疑いの目で見ら れるから、荷物検査が終わっても真面目な顔をしているように。

 

・インドの駅には、よく体重計が置いてあって2〜3ルピーで体重をはかれる。日本人は どこではかるのか。

 

・インドでは、学生ならばとくに、男同士、女同士が手をつないで歩く。日本人は子ども しか手をつながないのか。


 

「もしもし、救急車をお願いします! 

 子どもがペンを飲み込んでしまいました!」


「わかりました。すぐに行きます」


「それまで、どうしていたらいいでしょうか?」


「鉛筆で書いていてください」

 

(グルジア)


 

A bank is a place that will lend you money

if you can prove that you don't need it.

 

Bob Hope

 

銀行とは、金の必要はないと証明できた人にだけ金を貸すところだ。

 

ボブ・ホープ


 

ひとりの60歳の男が医者に聞いた。

「100歳まで生きられるでしょうか?」

「煙草か葉巻は吸いますか?」

「いや、まったく吸いません」

「お酒はどうですか?」

「食事時のワインだけです」

「女性と夜な夜な楽しく過ごすのはどうですか?」

「もうそんなことは興味ありません」

「じゃあ、100歳まで生きてどうするのですか?」

 

(スペイン)



A perfect parent is a person with excellent child-rearing theories and no actual children.

― Dave Barry

完璧な親になれるのは、育児についてすぐれた理論をいくつも展開し、実際には子どもを持たない人だけである。

— デイヴ・バリー


 

幸せはどこに?

 

マイケルが職場の同僚に娘のマギーが結婚することになったと話した。

「新聞記者と弁護士の二人から結婚を申し込まれてね」

「すごいじゃないの。幸運の女神はどっちにおりたの?」

「新聞記者さ。弁護士と結婚したんだ」

 

(アメリカ)


 

ジャックと父親の会話

 

10歳のとき

父親「今日のテストはどうだった?」

ジャック「10問出た。最初の6問と最後の4問が答えられなかった」

 

15歳のとき

父親「大きくなったらどんな仕事をしたい?」

ジャック「ゴミ回収。1週間に1回しか来ないから仕事がひまそうじゃない?」

 

25歳のとき

父親「その年で親に10ドルねだるなんて恥ずかしくないのか」

ジャック「それもそうだね、100ドル、ください」

 

(アメリカ)


 

正解は?

 

  英語の授業をするのに苦労している先生。

  今日も生徒のひとりパップが何も聞いていない。

  そこでミステリー小説好きのパップが興味をもちそうな練習問題をさせた。

 

 「Pappu, join these two sentences together.

 (二つの文章を一つにまとめなさい。)

   I was cycling to school.

 (ぼくは自転車で学校に向かっていた。)

   I saw a dead body.

 (ぼくは死体を見つけた。)」


  パップはしばらく考えて答えた。


「I saw a dead body cycling to school.

 (ぼくは死体が自転車で学校に向かっているのを見た。)」

 

 (スコットランド)


 

子どもと裸

 

YMCAの女子更衣室に小さな男の子がママを探しに入っていった。

裸の女性たちは「きゃーっ」と言ってタオルで身体を隠した。

男の子はびっくりして言った。

「だれも男の子を見たことがないの?」

 

父親が子どもたちを車に乗せて走らせていたとき、

前にいたオープンカーが止まって、女性が手を振ってきた。

なんと裸だった。子どもが言った。

「あの人、シートベルト、していないよ」

 

(アメリカ)


 

骨二題 

 

 

教授がうわて

 

禁煙を命じる医学部の教授をからかおうと学生たちが、

人体模型の骸骨に煙草をくわえさせておいた。

教室に入ってくるなり教授は慌てず、言った。

 「煙草を吸っていると、すぐにこうなるのですよ、諸君」

 

教授の骨

 

生物学のスコット教授はたくさんの珍しい動物の骨を収集していた。

あるときとつぜんの学内異動で自宅の引っ越しを任せられた夫人は、

当日もひとりで運搬業者に指図をしていた。

ふと気がつくと貴重なコレクションの入った箱が雑に扱われていた。

人は走っていって叫んだ。

「気をつけて! そこに夫の骨が全部入っているの!」

業者はびっくりして箱を落としてしまった。

 

(イギリス)


 

横浜市中区若葉町に、

昭和レトロと呼ばれる映画館「ジャック&ベティ」がある。

町ぐるみでこの界隈の活性化を計っていて、

京浜急行線の最寄り駅「黄金町」も協力的だ。
改札口で映画館の場所を聞くと、快く教えてくれて、地図もくれる。

ユミさんは横浜育ちだが、上映開始時間が気になり、

それだけに道を間違えないよう改札口で聞いていこうと思った。

「あのう、ジャッ」と言ったところで、

駅員さんがカウンターの下から地図のプリントを出して、渡してくれた。

(日本)

 

 

  地元のアマチュア・オーケストラは、

  メンバーがそれぞれ仕事を持っていて練習になかなか全員が揃わず、

  いつも団長はいらいらしていた。

 

  最後のリハーサルのときに、ついに声を荒げて言った。

「だめじゃないか。一度も休まなかったのは打楽器奏者たった一人だ」

  打楽器奏者は立ち上がって、おずおずと言った。

「せめて練習ぐらいは、と思いまして。明日の本番に来られないものですから」

 

 (イギリス)

 

 

子どもたちの家族観

*「おかあさんは、きのう。おばあちゃんは、おととい。亜美ちゃん(妹)は、あした」
 (日本)

*「パパは37歳だよ。ママ? きっと75歳くらい」
 (アメリカ)

*「いもうとがいるけれど、チビでバカなの」
 (アメリカ)

*「大きい姉さんに赤ん坊が生まれるんだよ。ぼくはおじさんになるのかな、おばさんに  なるのかな。生まれてくるのが女の子か男の子か、まだわからないんだ」
 (カナダ)

 

 

J・フォックスワージー の『マナーの本』から

映画館でのマナー

・ポップコーンやキャンディーを食べないこと

 ——前の回にいた人が残したものは。

・映画の登場人物に「気をつけろ!」などと声をかけないこと

 ——これまでにもたくさんの人が試して、聞こえないとわかっている。

・赤ん坊が泣いたらロビーに連れ出すこと

 ——ただし映画が終わったら急いで連れにくることを忘れずに。


(アメリカ)

 

 

ゴルバチョフ氏がソ連共産党の書記長だったときの話。

 

専用車に乗っていたゴルバチョフ氏、

運転手があまりに正しく速度を守って運転するのにいらいらして、

自分で運転すると言いだした。

 

そして猛スピードで街中を走らせたので、

警察が見つけて、すぐに後を追いかけた。

だが、追いついた警官がなんの注意をするでもなく戻ってきた。

 

報告はこうだった。
「書記長が運転するのですから、後ろに乗っているのは、

きっと、世界最高の権威ある方に違いありません」

 

(ロシア)

 

 

子どもたち

*「ねこのしっぽを引っ張るのはやめなさい、ジャック」
 「ぼく、ひっぱってないよ。持っているだけなのに、ねこがひっぱるんだよ」


   (アメリカ)

*「ママンが、つまらないことを言っちゃいけないって」
 「たとえばどんなこと?」
 「ママンがいま、にんしんしているとか」
 「どうしてそれがつまらないことなの?」
 「だってにんしんしていないから」

 
   (フランス)

*「ねえ、きみ、どこで生まれたの?」
 「病院で生まれたんだよ」
 「えっ、生まれたとき病気だったの?」


   (グルジア)

 

 

胃の痛みを訴える男を診た医者が言った。

「わるいところはありませんよ。

 精神的なものでしょう。ゆっくり休みなさい。

 先月もあなたのような人が来て、

 スーツを作ったのだけれど払えないのが気になって胃が痛いと言うのです。

 それで、洋服屋からの請求書はしばらく忘れてみなさいと言ったら、

 数日前にまた来て、すっかりよくなったと喜んでいましたよ」

 

 男は言った。

「私がその洋服屋です」

(イギリス)

 

ウクライナ出身のピアニスト、

ウラジミール・ド・パハマン(1848~1933)は、

とくに個性的なショパンの演奏で奇才といわれた。


ある演奏会でピアノの前に座ったパハマンは、

椅子の高さが気になるらしく調節していたが、

とうとう分厚い本を1冊もってこさせた。

 

そしてそれを椅子の上に置いてピアノに向かったが、

まだ納得がいかない様子だった。


パハマンは立ち上がり、

本を開き、1ページ破り取ると、

また椅子に戻してその上に座った。

 

そして聴衆に向かってほほえみかけ、演奏を始めた。

(ロシア)

 

 

 ペーターは機械いじりが大好き。

 家にある電気製品が壊れると、大喜びで修理にとりかかる。

 でも妻のマリアは、ときには新しい製品がほしい。

 

 あるとき、電気掃除機が動かなくなり、ペーターの腕の見せどころとなった。

 まずは分解して、部品を全部並べる。

 

 マリアは、夫のいない間に部品を幾つか隠すことを考えたが、

 ペーターならきっと買いにいくに違いないと思った。

 そこで3つほど別の部品を加えておいた。

 

 戻ってきたペーターは、どうしても全部の部品を使えず、

 ついに新しい掃除機を買うことに賛成した。

(ドイツ)

 

 

 Mr.ジョンソンは大の飛行機嫌い。

 もともと高所恐怖症で、ビルですら10階以上は行きたくないと思っている。
 それを気の毒に思ったパイロットの友人が、

 ぼくの操縦で一度、空の素晴らしさを知ってご覧と勧めた。

 親友の思いやりを信じてMr.ジョンソンは、ついに意を決した。

 
 晴れ上がった青空の下、操縦席の友人のとなりに座り、

 

 Mr.ジョンソンはしっかりと目をつぶった。

 離着陸がいちばん危険な時だと聞いていたのだ。

 飛行機は音をたてて滑走路を滑り始めた。


 数分たってMr.ジョンソンは目を開け、窓から地面を見下ろした。
 心配していたほど恐いことはなかった。

「本当に聞いていた通りだ。道を歩いている人たちがアリのように見えるね」 
 友人は言った。

「それはアリだよ。まだ飛びあがっていないから」

(アメリカ)

 

 

酔ってない、酔ってないと言い張る人ほど正体なく酔っているものですな。

「ほら、そこのカウンターに二人、おねえちゃんがいるだろう? 

   それが四人に見えたら、もうだめ。それが酔ってるってことよ」

「そうかい、さっきから一人しかいないよ」

 柳家喬太郎 落語のマクラから

 

 

サーカスで、美女がお菓子を口にくわえ、

ライオンに口移しで食べさせた。

 
 調教師が叫んだ。

 

「どなたか同じことができたら、100ドル進呈します!」 

 観客の間から、すぐ返事があった。

 

「やるぞ! ライオンをどかしてくれ!」

(アメリカ)

 

 

ある会社が社員を募集すると、面接にひとりの男が現れた。


 採用する側が尋ねた。

 「あなたの特技はなんですか?」

 男は答えた。

「鳥になることです」
「そういう特技が仕事上なにかの役に立つとは思えませんね」
「そうですか、それは残念です」


 男は立ち上がると、鳥になり、開いていた窓からさっと飛んでいった。

 

(グルジア)